当社の連続運転型ろ過機の中で最も汎用性の高いのが、スクリーンスクロール遠心分離機です。カンチレバー構造により、ドライブエンドと製品ハウジングがたった1本のシャフトで明確に分離されています。
ふるい部によって残されている固形物はドラムの傾きと、直系の小さいほうから大きいほうへのわずかに異なった回転速度のスクロールによって運ばれます。分離される固形物の粒子径は80μm以上となっております。
☆Best Seller

プッシャー遠心分離機では、固体物質はウェッジワイヤーバスケットに保持され、揺動板によりリング状に押し出されて固体排出口に送られます。
厚い滞留層の搬送速度が遅いため、滞留時間が長く、微細なロスが少なく、粒子の破損が少ない機械設計となっています。また、多段式のため置換洗浄による高い洗浄効率が得られます。
☆ 2nd

TURBOCASCADEは、0.5mm以上の均一な粒子径を持つ固体の除水用に特別に開発されました。粒子は段階的に配置されたスクリーンの上を、閉鎖した層ではなく、個別にスライドします。遠心分離機内での個々の粒子の滞留時間が非常に短いにもかかわらず、最終的な水分は0.01%と低く抑えられています。

当社の最大容量の機械である振動遠心分離機は、最大450 tphの固形物を処理します。粒子はスクリーンバスケットに保持され、遠心運動と軸振動との複合によってバスケットの小径側から大径方向に搬送されます。最も一般的な用途は、石炭、海塩、砂の脱水です。

カンチレバー構造のSHORTBOWLデカンタは、高温のアプリケーションや高い洗浄要求への最適な解決策です。
カンチレバー構造のSBDを使用するための前提条件は、液体と固体間の大きな密度の違いにより良好な沈降特性を持っていることです。

デカンタ遠心分離機では、低比重の非常に微細な固形物が液体から分離されます。固形物は、回転するボウル内の遠心力のために液体から沈降し堆積します。
堆積した固体は、その後、スクロールによって小径側に運ばれ、そこで排出されます。分離された液体は、ボウルの円筒形の端にある調節可能な堰を通って機外に出ます。

この遠心分離機の構造はカンチレバー技術を基礎としています。弊社の全てのハイブリッド遠心分離機に共通していることは、前段の沈殿させる部分と置換洗浄を行う選択の組合せです。スクリーンセクションからの洗浄液は別処理にすることができます。

より高い重力加速度が必要な場合は、ターボスクリーンデカンタが最適です。濾過性の良い製品の場合、スクリーン部はデカンタ出口の直径に合わせてそのまま使用することができます。
濾過性の悪い製品の場合は、スクリーンの直径を大きくして薄層の濾過と脱水を可能にします。